こんにちはhana(@hanalifeblog)です。
皆さんはアロマオイルをスキンケアに使用できることをご存知でしょうか。
アロマオイルを正しく使えば、いつものケアがワンランクアップし、より効果を実感できるようになります。
今回は、アロマオイルをスキンケアに使用する方法や、おすすめのアロマオイルを紹介します。
アロマって肌に塗ってもいいの?
アロマオイル(精油)は薄めれば肌に塗ることができます。
植物には収れん効果や鎮静効果など、肌に嬉しい作用があるものが多く、アロマオイルを肌に塗ることで、皮膚から効果を得ることができます。
しかし、アロマオイルは芳香成分が高濃度に凝縮されているので、肌への刺激が強く、直接つけることができません。
肌トラブルの原因になるので絶対に直接肌に塗らないでね!
アロマオイルを肌につける場合は、基材(精製水やキャリアオイル(植物油)など)で必ず薄めて使いましょう。
肌に塗るときの注意点
アロマオイルを安全に使用するために、守るべき注意事項がありますので、必ず読んでからアロマオイルを使用しましょう。
- アロマオイルの原液が直接肌に触れないようにしましょう。
- 敏感肌の人はアロマオイルの濃度を薄くし、必ずパッチテストをしましょう。
- 妊婦さんやアレルギーを持つ方、高齢者の方はかかりつけの医師に相談するなど、使用に注意しましょう。
- アロマオイルを目に入れないようにしましょう。
- アロマオイルの中には光毒性(薄めたものを肌につけた直後に日光に当たるとしみや赤みがでる)をもつものがあるので、肌への使用は控えましょう。(グレープフルーツ、ベルガモット、レモンなどの柑橘系果実類 ※スイートオレンジは光毒性がありません)
- 肌への刺激が強い精油(柑橘系、スパイス系、ペパーミント、ユーカリなど)の使用はなるべく避けましょう。
もし、アロマオイルで肌トラブルが起こってしまった場合は以下の記事を参考にしてください。
フェイスケアに使ってみよう
フェイスケアに使用する際は、アロマオイルの濃度を0.5%以下にすることが目安です。
アロマオイルの瓶は、1滴が0.05mlになるようにドロッパーが付いているため、30mLのキャリアオイルで作成する場合、3滴以下のアロマオイルを入れます。
フェイスケアにおすすめのアロマオイル
乾燥肌におすすめ
乾燥肌には肌を総合的に整えてくれる”ゼラニウム”がおすすめです。
ゼラニウムには皮脂バランスを整える効果や、皮膚の弾力を回復する効果があり、スキンケアにはピッタリのアロマオイルです。
甘くフローラルな香りでとても癒されますし、アロマオイルが比較的安価のため、初めての方でも使いやすい一本です。
肌荒れにおすすめ
肌荒れや炎症など、敏感肌の方には鎮静効果のある”ラベンダー”がおすすめです。
ラベンダーは他のアロマオイルと比較し皮膚刺激が少なく、肌が敏感な人でも比較的安心して使用できるところも魅力です。
肌だけでなく心も落ち着くので、内面からも肌トラブルをサポートしてくれます。
ニキビ・オイリー肌におすすめ
ニキビやオイリー肌が気になる方には、肌を引き締める効果のある”サイプレス”がおすすめです。
サイプレスにはホルモンバランスを整える効果もあるため、ホルモンバランスの乱れからくるニキビの解消にも効果的です。
サイプレスはヒノキの近隣種のため、比較的なじみのある香りで、初めての方におすすめのアロマオイルです。
アンチエイジングにおすすめ
肌の老化が気になる方には、皮膚の活性化効果のある”フランキンセンス”がおすすめです。
フランキンセンスは「若返り精油」という異名を持つほど肌への効果がとても高いことで有名です。
皮膚の再生を活性化したり、肌を柔らかくするなど、シワ、シミの改善に効果的です。
ウッディーで落ち着きのある香りで、瞑想にも使用されるアロマオイルです。
ここで紹介したアロマオイル以外にも、フェイスケアにおすすめのアロマオイルはたくさんあるので、もっと知りたい方は【お悩み別】アロマオイル効果一覧|hanalife を見てください。
また、芳香蒸留水(フローラルウォーター)を化粧水として使用することもおすすめです。
フェイシャルスチーム
洗面器に80度くらいのお湯とアロマオイルを1~3滴入れ、バスタオルをかぶり、洗面器の20~30㎝くらいのところで立ち上る蒸気を3~5分程顔に当てる方法です。
フェイシャルスチームは特別な道具は必要なく、初心者さんでも簡単に実践できる方法です。
蒸気で皮膚が緩み、毛穴が開くため、クレンジングや洗顔の前に行うとより効果的です。
フェイスオイル
アロマオイルが配合されたフェイスオイルをスキンケアに使用する方法です。
フェイスオイルはアロマオイルを植物油(キャリアオイル)混ぜるだけで簡単に作ることができます。
アロマオイルだけでなく、植物油も自分の肌悩みに合わせて選ぶとさらに高いスキンケア効果を得ることができます。
目的別のおすすめ植物油は以下の記事で紹介しています。
化粧水
アロマオイルやフローラルウォーター(水蒸気蒸留法で精油を抽出するときにとれる芳香蒸留水)を使用した化粧水をスキンケアに使用する方法です。
化粧水は、ベースとなる精製水やフローラルウォーターにエタノールやアロマオイル、植物油を混ぜで作ることができます。
こちらも、アロマオイルだけでなく、フローラルウォーターや保湿剤など、自分の肌悩みに合わせてカスタマイズすると、より効果を感じられます。
手作り化粧水の作り方は以下の記事で紹介しています。
ボディケアに使おう
ボディケアに使用する際は、アロマオイルの濃度を1%以下にすることが目安です。
アロマオイルの瓶は、1滴が0.05mlになるようにドロッパーが付いているため、30mLのキャリアオイルで作成する場合、6滴以下のアロマオイルを入れます。
ボディケアにおすすめのアロマオイル
冷えにおすすめ
冷え性の方には、血行を促進して体を温める効果のある”スイートオレンジ”がおすすめです。
スイートオレンジはいわゆる”みかん”の甘くフルーティーな香りをもち、香りを嗅ぐと心まで温かくなります。
スイートオレンジには光毒性がなく、肌に安心して使用することができます。
肩こりにおすすめ
肩こりが気になる方には、筋肉をほぐす効果のある”スイートマジョーラム”がおすすめです。
血行促進効果もあり、筋肉や関節のこわばりを和らげ、痛みも緩和してくれます。
ハーブ調のすっきりとした香りで、リラックス効果があるため、心も一緒にほぐすことができます。
むくみにおすすめ
むくみが気になる方には、老廃物を排出する効果のある”ジュニパーベリー”がおすすめです。
利尿効果もあり、体にたまった水分や毒素を排出して体の浄化を促してくれます。
ウッディーでさわやかな香りを持ち、リフレッシュしながらボディケアをすることができます。
入浴剤
植物油や塩にアロマオイルを1~5滴混ぜ、浴槽に溶かして入浴する方法です。
アロマオイルは揮発性が高いため、香りの持続時間は約30分になります。
入浴剤で使用すると、お風呂のリラックス効果や血行促進効果とアロマオイルの効果が合わさり、相乗効果が期待できます。
ボディオイル
アロマオイルが配合されたボディオイルでマッサージを行う方法です。
フェイスオイルと作り方は同じですが、アロマオイルの濃度は1%まで配合することができます。
アロマオイルの効果が合わさり、マッサージによる効果も高まります。
おわりに
いつものケアにアロマをプラスすると、より効果を実感しやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。
また、「塗る」フィトテラピー以外の方法も合わせて取り入れることで、より不調を改善できたり、効果を実感できますので、ぜひ参考にしてみてください。