こんにちはhanaです。
植物には、殺菌・抗菌作用や消臭効果、汚れを分解する作用をもつものが多くあることをご存じでしょうか。
環境にやさしく、手肌に触れても害がない天然成分を使って掃除をする”ナチュラルクリーニング”
その定番アイテム”重曹”にアロマオイル(精油)を加えることで、効果がプラスされ、香りを楽しみながら快適に掃除をすることができます。
今回は、アロマオイルを使ったアロマ重曹の作り方と活用法をご紹介します。
重曹にアロマオイルを加えるだけで簡単に汚れもニオイもしっかり落とすことができるので、ぜひ参考にしてみてください。
アロマ重曹の作り方
それでは、アロマ重曹の作り方を紹介します。
- 重曹 100g
- 精油 15~20滴
- 蓋つきのガラス容器 ※精油の中にはプラスチックを溶かすものもあるため、ガラス製がおすすめ

① ガラス容器に重曹を入れる

② アロマオイルを加える

③ スプーンでよくかき混ぜたら完成
私はセリアの蓋つきガラス瓶に、ナチュラルキッチンで買った100円の木さじを使用しています。
アロマ重曹の活用方法とおすすめアロマオイル
次に、アロマ重曹の活用方法と活用方法ごとにおすすめのアロマオイルを紹介します。
キッチン周りのこびりつき落とし
重曹はアルカリ性なので、酸性である油汚れを中和し落とすことができます。また、重曹は水に溶けにくいため、クレンザーとして利用でき、キッチン周りの焦げ付きなど頑固な汚れを擦り落とすことができます。
- 油汚れのある箇所に重曹を軽く振りかけ、濡らしたふきんやペーパーなどで拭く
- 焦げ付いたIHに重曹を軽く振りかけ、丸めたアルミホイルに少し水を付けてこする
おすすめのアロマオイル
油汚れを溶かす効果のあるリモネンが含まれている、”スイートオレンジ”や”レモン”など柑橘系のアロマオイルがおすすめです。
シンクの汚れ
シンクにこびりついた油や手垢なども酸性の汚れのため、重曹が活躍します。シンクの場合、水垢汚れもあるため、重曹で掃除をした後、クエン酸水をスプレーして拭くとピカピカになります。
- シンクに重曹を軽く振りかけ、歯ブラシやスポンジなどでこする
- 排水口に重曹を軽く振りかけ、歯ブラシで汚れを落とす
おすすめのアロマオイル
柑橘系のアロマオイルもおすすめですが、シンク周りは雑菌やカビが繫殖しやすいため、抗菌・消臭作用の強く、さわやかな香りが特徴の”ティートリー”や”ユーカリ”をブレンドするのがおすすめです。
消臭剤
重曹には汗などの酸化したニオイを中和し消臭する効果があります。
また、乾燥剤のように水分を吸収しやすく、湿気を取ったりカビの予防にも効果的です。
アロマ重曹を消臭剤として使用する方法は、ジャムなどの小瓶に移し替え、消臭したい場所に設置するだけです。中身がこぼれないよう穴を開けたペーパーやラップを被せると安心です。
消臭剤として使用する場合のおすすめアロマオイルは使用場所ごとに紹介します。
玄関・靴箱
靴箱はカビが生えやすい場所なので、抗菌作用の強い”ティートリー”や抗菌作用に合わせて親しみのある香りを持つ”ヒノキ”がおすすめです。
また、玄関は防虫効果のある”レモングラス”や”ペパーミント”をブレンドすると蚊やゴキブリの侵入を防止することができます。
トイレ
トイレは消臭効果が高く、さわやかな香りの”ローズマリー”や”ラベンダー”がおすすめです。
カーペット
アロマ重曹はカーペットの消臭にも活用できます。アロマ重曹をカーペット全体に薄くふりかけ、2〜3時間後に掃除機で吸い取ります。
カーペットには華やかな香りが残る”ゼラニウム”や”イランイラン”がおすすめです。カーペットにほのかな香りが残り、気分がとても明るくなれると思います。
おわりに
今回は、アロマ重曹の作り方と活用法をご紹介しました。
定番の芳香浴も良いですが、掃除に取り入れるなど、活用方法が増えるとさらにアロマテラピーを楽しむことができます。ぜひ暮らしにアロマテラピーを取り入れてみてくださいね。