こんにちはhanaです。
アロマオイルは一見難しそうと思われるかもしれませんが、簡単に実践できる楽しみ方がいっぱいあります。
今回はアロマオイルの使い方をご紹介します。
難易度や注意点なども紹介するので、始めてアロマテラピーを楽しむ方もぜひ参考にしてみてください。
難易度
★ とてもお手軽に実践できる
★★ 少し作業があるが、簡単に実践できる
★★★ アロマや基材などを混ぜたり、温めるなど作業が必要
芳香浴
”芳香浴”は空気中にアロマの香りを空間に広げて楽しむアロマテラピーの最も基本的な方法です。
道具を使わない方法もあり、手軽にアロマテラピーを楽しむことができます。
ディフューザー ★
アロマテラピーを楽しむと言ったら”ディフューザー”を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
”ディフューザー”は空気圧や超音波などで、精油の芳香成分の微粒子を空気中に拡散させるアイテムです。
特徴は香りを拡散させる機能が高く、リビングや寝室など、お部屋でアロマを楽しみたい時におすすめです。
アロマを使用する部屋に持病を持っている方、妊婦さん、赤ちゃんがいらっしゃる場合は、医師に使用可否を確認するなど、注意が必要です。
キャンドル ★
キャンドルにアロマを含ませた”アロマキャンドル”は熱で精油の芳香成分を拡散させるアイテムです。
香りは比較的穏やかで、揺れる炎と優しい光で癒し効果が高く、夜のリラックスタイムにおすすめです。
火を使用するため、キャンドルの近くに可燃性のものがないように気を付けましょう。
また、火をつけている間はその場を離れないようにしましょう。
ハンカチやティッシュ ★
特別な道具が必要なく、最も手軽にアロマオイルを楽しめる方法です。
ハンカチやティッシュ、コットンなどにアロマオイルを1~2滴垂らすだけで、自分の周りに香りが広がり、簡単に気分転換することができます。
アロマオイルの中には着色するものがあるため、ハンカチを使用する場合はシミがついても問題ないものを選びましょう。
マグカップ ★
マグカップなどの少し深めの容器にお湯を入れ、アロマオイルを1~2滴垂らすと熱で芳香成分が拡散され、香りを楽しむことができます。
特別な道具を使用しなくても、比較的広範囲に香りを広げることができます。
一度使用すると洗っても香りが落ちない可能性があるため、アロマテラピー専用の器を使用しましょう。
アロマスプレー ★
アロマスプレーは精油の芳香成分を一気に空気中に拡散できるため、簡単に素早く香りを楽しむことができます。
香りを楽しみたいスポットに使用できたり、家の中や外に持ち運び可能な点が特徴です。
アロマバス(沐浴)
お風呂のリラックス効果ととアロマオイルの相乗効果が期待できる”アロマバス”
鼻と皮膚から芳香成分を吸収することができ、芳香浴よりも高い効果が期待できます。
肌の刺激が強い精油(柑橘系、スパイス系、ペパーミント、ユーカリなど)の使用はなるべく避けましょう。
全身浴・半身浴 ★★
植物油や塩にアロマオイルを1~5滴混ぜ、浴槽に溶かして入浴します。
アロマオイルは揮発性が高いため、香りの持続時間は約30分です。
その後、他の人が入る場合はアロマオイルを足しても構いませんが、合計10滴までにしましょう。
手浴・足浴 ★★
洗面器やバケツなどにお湯を入れ、アロマオイルを2~3滴加え、手や足を浸します。
部分浴は服を脱ぐ必要がなく、手軽に全身を温めることができます。
吸引
精油の芳香成分を鼻と肌両方から取り入れることができる“吸引”
特に、鼻や喉に直接作用させることができることが特徴です。
スチーム吸引 ★
洗面器に80度くらいのお湯とアロマオイルを1~3滴入れ、バスタオルをかぶり、洗面器の20~30㎝くらいのところで立ち上る蒸気を3~5分程顔に当てます。
その際は、目を閉じて蒸気を吸込みそのままリラックスしましょう。
鼻づまりや喉の痛みの緩和や、スキンケア効果など、目的に合った精油を使用しましょう。
マスクスプレー ★
マスクスプレーをマスクの外側に吹きかけなじませます。
マスク生活が日常となった今、お手軽に気分転換できるアイテムです。
ホットタオル ★
洗面器にお湯を入れ、精油を1〜2滴落とします。
畳んだタオルを水面に浮いた精油をすくうように浸し、精油が肌につかないように注意して絞ります。
精油がついた面が内側になるように折りたたみ、痛みやこりを感じる部分などにあてます。
手軽に実践したい場合は、濡らしたタオルを電子レンジで1分程温め、精油を1滴落とし、精油を落とした面を折りたたんで使用することもおすすめです。
スキンケア効果のあるアロマオイルを使用し、顔にホットタオルを当てれば美肌効果もあります。
アロマクラフト
アロマオイルに精製水や無水アルコールなどを加えて作る化粧品などを”アロマクラフト”といいます。
精油を薄める割合は体に使用するアイテムは1%以下、顔に使用するアイテムは0.5%以下が目安です。
アロマオイルの瓶は、1滴が0.05mlになるようにドロッパーが付いているため、30mLのキャリアオイルで作成する場合、体用は6滴以下、顔用は3滴以下のアロマオイルを入れます。
植物油の量 | 10ml | 20ml | 30ml | 40ml | 50ml |
体用の場合(1%濃度) | 2滴 | 4滴 | 6滴 | 8滴 | 10滴 |
顔用の場合(0.5%濃度) | 1滴 | 2滴 | 3滴 | 4滴 | 5滴 |
・アロマオイルを扱う際は、直接肌に触れないようにしましょう。
・敏感肌の人は0.5%以下の濃度で行い、必ずパッチテストをしましょう。
・かゆみや赤みがでた場合はすぐに洗い流し、アロマオイルの使用を中止しましょう。必要に応じて医療機関を受診してください。
・アロマオイルの中には光毒性(薄めたものを肌につけた直後に日光に当たるとしみや赤みがでる)をもつものがあるので、肌への使用は控えましょう。(グレープフルーツ、ベルガモット、レモンなどの柑橘系果実類 ※スイートオレンジは光毒性がありません)
化粧水 ★★
ベースとなる精製水やフローラルウォーター(水蒸気蒸留法で精油を抽出するときにとれる芳香蒸留水)にエタノールやアロマオイル、植物油を混ぜます。
化粧水は最も手軽な手作りコスメなので、始めてアロマクラフトをする方におすすめです。
目的別のおすすめフローラルウォーターは以下の記事で紹介しています。
化粧水の作り方はこちら
クレイパック ★★
毛穴の黒ずみや肌のくすみには、汚れを吸着する効果のあるクレイを使いましょう。
自分の肌悩みに合ったアロマオイルを加えれば、美肌効果が高まります。
フェイス・ボディオイル ★★
アロマオイルを植物油(キャリアオイル)に混ぜ合わせるだけで簡単にマッサージオイルを作ることができます。
アロマオイルだけでなく、植物油も自分の肌悩みや使用方法に合わせて選ぶとさらに効果的です。
目的別のおすすめ植物油は以下の記事で紹介しています。
フェイス・ボディバーム ★★★
天然のワックスであるミツロウを植物油とともに加熱して溶かし、アロマオイルを加えて冷まし固めます。
加熱工程があるため、始めてアロマクラフトをする方には少しハードルが高いのですが、作れるようになるとアロマの楽しみ方がさらに広がります。
アロマ重曹 ★★
重曹にアロマオイルを混ぜれば、掃除・消臭効果が高ります。
アロマ重曹の作り方やおすすめのアロマオイルは以下の記事で紹介しています。
リードディフューザー ★★
容器にエタノールとアロマオイルを入れ、スティックを差し入れるだけでお手軽にリードディフューザーを作ることができます。
自分好みの香りをブレンドすることができ、お手頃価格で作成できるのも嬉しい点です。
リードディフューザーの作り方は以下の記事で紹介しています。
おわりに
今回はアロマオイルの使い方をご紹介しました。
アロマオイルを取り入れると、毎日の暮らしが豊かになります。
ぜひ、簡単な実践方法から生活の中に取り入れてみてください。