こんにちはhanaです。
私は昨年、アロマテラピーを勉強したことを形に残したいと思い、アロマテラピー検定1級を受験し、無事合格しました。
今回はアロマテラピー検定1級合格までにどのような勉強をしたのか体験談をお話します。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
この記事がおすすめの方
- アロマテラピー検定を受けようか迷っている方
- アロマテラピー検定を受けることが不安な方
- アロマテラピー検定を受験予定の方
アロマテラピー検定とは
アロマテラピー検定は公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)が主宰する検定で、精油の知識から、香りが心身に影響を及ぼすメカニズムなど、アロマテラピーの正しい知識や活用方法を身に付けることができます。
受験費用は1級・2級共に6,600円(税込)で、併願ですと13,200円(税込)です。
現在は新型コロナウイルスの関係で、インターネット試験になっており、私も昨年受けた際はインターネット試験でした。
アロマテラピー検定1級合格後は、アロマテラピーアドバイザーなどプロフェッショナルな資格を取得することができるようになります。
アロマテラピー検定は終身資格なのですが、アロマテラピーアドバイザーなどはAEAJ会員でないと資格が無くなるため、年会費などの費用がかかります。
個人的には1級のみ受けるのがおすすめ
アロマテラピー検定を受けるにあたり、最初に悩むことは受験する級をどれにするかだと思います。
私はアロマテラピー検定1級に対応しているスクールに通ったこともあり、1級のみ受験しました。
実際に勉強した感想としては、最初から1級を受けるのをおすすめします。
理由としては、以下の2点です。
- 公式テキストは1冊で1級と2級の内容を網羅しているので、2級の試験範囲だけを覚える方が逆に勉強しにくい
- 1級でも合格率が約90%
公式テキストの一部を覚えるより、1冊覚える方が勉強がしやすいですし、合格率が高いので、気負いせず受けてみる方が良いかと思います。
とはいえ、自信がないかたやゆっくり勉強したい方は2級からの受験でもちろん良いと思います。
実際に1級合格までにやったこと
それでは、実際にアロマテラピー検定1級合格までにやったことを紹介します。
アロマテラピースクールで勉強
私は有名なアロマブランド”ニールズヤード レメディーズ”が主宰する
”ニールズヤードのアロマセラピーレッスン /(公社)日本アロマ環境協会(AEAJ)アロマテラピー検定対応コース”
を受講しました。
実は受講した目的は、アロマテラピー検定1級に合格するためではなく、様々なアロマオイルに触れてみたい、アロマクラフトを作ってみたいと思ったからでした。
アロマテラピー検定は受験する気はなかったのですが、せっかくアロマテラピーを勉強したので、資格として形に残そうと思い受験しました。
このスクールではテキストにアロマテラピー検定公式テキストを使用するので、1級までの内容を完全に網羅することができますし、1級範囲の精油を全て嗅いで、それぞれの精油の特徴や使い方などを解説してもらえます。
アロマテラピー検定に自信がないかたや、検定合格だけでなく、実際にアロマテラピーを楽しむ方法を学びたい方はとてもおすすめです。
1級に合格するにはスクールに通ったほうが良いのか
スクールに通った身ですが、個人的には独学でも十分合格は可能だと思います。
公式テキストは写真や図などで分かりやすくまとまっており、読み込めば十分理解できると思います。
また、公式問題集や香りテストに対応したキットなども発売されているので、独学でも勉強しやすいと思います。
アロマテラピー検定1級合格のために買ったもの
アロマテラピー検定1級合格のために買ったものは以下の3点です。それぞれ紹介していきます。
- アロマテラピー検定公式テキスト
- 問題集
- 香りテスト対応の精油キット
アロマテラピー検定公式テキスト
試験問題は公式テキストから出題されるため、これは必須アイテムです。
アロマテラピーについて分かりやすくまとめられており、写真や図がおしゃれでモチベーションも上がります。
価格:2,508円 |
問題集
私は実際に問題を解いて覚えるタイプのため、問題集を使用しました。
地元の書店の公式問題集が売り切れていたため、何冊か内容を見て、一番良いと思ったものを選びました。
選んだポイントとしては、
- 模擬試験が1級・2級各3回の計6回分も収録されていること
- 暗記キーワードをまとめたチャプターがあったこと
私は多くのパターンの問題に触れたかったので、問題数が多いことと、出題されやすいキーワードを暗記しやすいことを重視しました。
赤シートで隠せるため、とても勉強しやすかったです。
AROMA教科書 アロマテラピー検定1級・2級 合格テキスト&問題集 第3版 (EXAMPRESS) [ アロマテラピー検定対策研究会 ] 価格:1,760円 |
香りテスト対応の精油キット
アロマテラピー検定では”香りテスト”という、試験範囲の精油の中から2種類が配られ、香りを嗅いで種類を当てる試験があります。
この試験の対策をするために、試験範囲の精油がまとまったセットを購入しました。
香りテストは2問しか出題されませんし、1級の場合、上記のキットを両方購入する必要があって(合計5,500円)、お金がかかることから香りテストは捨てる人もいるそうです。
しかし、本当にアロマテラピーを楽しむためには精油に触れることが最重要だと思います。
検定にとにかく合格することが目的であれば、精油キットを購入する必要はないと思いますが、検定に合格してその後アロマテラピーを楽しんでいきたい方は、ぜひ購入をおすすめします。
また、この精油キットには手を出すのを躊躇してしまうような高級精油も微量ですが入っています。
例えば、ローズ(アブソリュート)の場合、3mlで6,600円(ラベンダーの場合、3mlで660円 生活の木オンラインストア調べ)とかなり高級なことが分かります。
なかなか購入できない高級精油を楽しめるところはとても魅力だと思います。
私はディフューザーなどで芳香浴するのはもったいないので、手作り化粧水で1,2滴使用し長く楽しんでいます。高級精油は香りが華やかで美容効果も高いものが多いので、ぜひ試してみてください。
アロマ検定1級2級対応 精油セット(香りテスト対応)生活の木 【アロマテラピー検定対応】 価格:5,280円 |
実際の勉強方法
次に、アロマテラピー検定1級合格までの実際の流れや勉強方法を紹介します。
1級範囲の勉強方法
アロマテラピーのスクールは2月末に終了し、試験は5月初旬であったため試験までに空きがありました。
その間ずっと勉強しているのは大変なので、問題集や製油キットを揃えておき、試験の1ヶ月前から本格的に勉強を始めました。
平日は仕事をしており、勉強時間をあまり取れないため、基本的に休日にまとめて勉強していました。
スクールで公式テキストを一読していたため、まず問題集で2級と1級それぞれ1回分解き、間違えた問題とその周辺の情報をテキストで調べ、ルーズリーフにまとめました。
例えば、ペパーミントの科を間違えた場合、同じシソ科のアロマも合わせて覚えるなど、間違えた問題だけでなく、関連する情報や知らなかった情報も覚えると効率的に試験範囲を網羅できます。
間違った問題をまとめ終わったら、別の模擬試験を解き、間違った問題を追加することを繰り返しました。
また、出題範囲であるアロマの歴史は聞き馴染みない人物名や言葉が多いため、キーワードを赤シートで隠して、何度も声に出してテストをしました。歴史は一番覚えられなくて大変でした…
香りテストの勉強方法
香りテストはまず試験範囲の精油(17種類)を嗅ぎ、一つずつ香りのイメージや感想をルーズリーフに書きました。”いい匂い”とか”さわやか”とか抽象的でも良いので、感想を書いて香りの雰囲気を覚えます。
雰囲気を覚えることで、柑橘系やフローラル系など、精油によって香りのジャンルが違うことが何となく分かるようになります。
次に、以下の手順で香りテストを繰り返して、精油を覚えていきました。
手順
- 精油の小瓶ををミックスし、ラベルが見えないようにケースに戻す
- 1個ずつ香りを嗅いで、嗅いだ順番にルーズリーフ等に回答する
- 全て回答したら回答順に精油のラベルを確認し正誤を確認する
香りテストをすると、香りが似てて間違いやすい組み合わせが分かります。例えば、私が混合した香りは以下の組み合わせです。
- レモンとレモングラス(いわゆるレモンの香りがどちらにもあります)
- ティートリーとユーカリとローズマリー(さわやかなハーブ系の香りが似ている)
苦手な香りが分かったら、それぞれの香りのニュアンスや違いを見つけてメモしておくと覚えていくことができると思います。
また、鼻は疲れやすいので、香りテストをしたらこまめに休憩をしたり、1日で覚えるのではなく何日に分けて徐々に覚えていくと良いです。
おわりに
今回はアロマテラピー検定1級合格までに実際に行ったことや勉強方法を紹介しました。
アロマテラピーの勉強をしたことで、さらにアロマのことが好きになり、このようにブログで発信するまでになりました。ぜひ少しでも興味を持ったら、アロマテラピー検定を受験してみてください。