こんにちは(@hanalifeblog)です。
猛暑が続く夏ですが、アロマの力で体感温度を下げて少し快適に過ごしてみませんか?
スーッとした清涼感のあるアロマを使えば、体感温度を下げつつ、暑さで疲れた気持ちもすっきりリフレッシュすることができます。
今回は体感温度を下げるアロマを3つ紹介します!
アロマを使った涼しくなれる活用法も紹介しますので、最後までみてください!
アロマで体感温度を下げるとは?
アロマに含まれる体感温度を下げる成分とは、ずばり「メントール」です。
メントールと言うと、ミントが配合されている歯磨き粉やマウスウォッシュなどで感じる清涼感を思い浮かべるかと思いますが、まさにそれです!
ペパーミントのスーッとする香りは清涼感を感じるだけでなく、実際に体感温度が4℃下がったという実験結果もあるほど。
また、メントールは身体の表面のみを冷やすので、芯から冷やしたくないというときにも役立ちます。
メントールの効果
体には温度刺激を感じ取るセンサーがあり、温度刺激や化学刺激に反応して熱い、冷たいといった感覚を感じます。
メントールは冷感センサーを活性化させる作用があり、実際には温度が下がっていなくても冷感センサーが反応するため涼しさを感じることができます。
また、冷感センサーはメントールと冷刺激を同時に与えることでより冷感が高まるため、メントールを塗布した箇所に冷風を当てるとより冷たく感じます。
使用上の注意
メントールの入った精油に限らず、精油を使用する際は以下のことに注意しましょう。
- 精油は植物の有効成分が高い純度で濃縮されているため、肌につける場合は必ず薄めて使いましょう。
- 特に目の近くでは使わないように気をつけましょう。
メントールが含まれるアロマ
ペパーミント
清涼感のあるアロマといったら一番に思い浮かぶのがペパーミント。
ペパーミントは和名で「セイヨウハッカ」と呼ばれ、ウォーターミントとスペアミントから生まれた交配種です。
和種ハッカよりもメントールの量が少なく、ちょうどよい清涼感があるため、ガムや歯磨き粉などのオーラルケアアイテムによく使われています。
体感温度を下げる効果の他に高ぶった感情を鎮めて、意識をクリアにする効果も期待できます。
スペアミント
スペアミントはペパーミントよりもメントールの量が少ないため、香りがマイルドで刺激が少ないのが特徴。
精神的に疲れているときのリフレッシュや消化器官の不調におすすめです。
日本でミントといったらペパーミントが一般的ですが、ヨーロッパではスペアミントの方がポピュラーだそうです。
ハッカ(和種ハッカ)
和種ハッカ(ジャパニーズミント)はメントール量がペパーミントの約1.5倍含まれており、より強い清涼感があることが特徴。
夏の暑い日に涼しくなりたいときは和種ハッカ一択!強い清涼感で心も身体も一気にスッキリできます。
メントール配合アロマの使い分け
紹介したアロマをメントール量順に並べると以下の通り。
和種ハッカ>ペパーミント>スペアミント
なので、一番体感温度を下げてくれるのは和種ハッカです。
この3種のどれを選ぶかは好みになりますが、私が考える3種の使い分けは、
- ペパーミント
程よく涼しくなりたいとき、心を鎮めてリフレッシュしたいとき、胃腸や呼吸器系の不調を和らげたいとき - スペアミント
メントールの刺激が苦手な方、部屋の消臭・抗菌をしたいとき、胃腸や呼吸器系の不調を和らげたいとき - 和種ハッカ
強い清涼感を感じたいとき、ストレスを和らげたいとき
涼しく過ごすためのアロマ活用法
アロマ冷湿布
簡単に体を冷やすなら、タオルを冷水で湿らせるだけでできる冷湿布がおすすめ!
冷水にメントールの入ったアロマを1滴入れれば、より涼しさを感じることができます。
特に、太い血管が通っている首筋に冷湿布を当てると、より効率的に体全体を冷やすことができます。
- 精油が直接肌につかないようにしましょう。
- 特にメントールの入った精油は肌刺激があるため、1滴以上は入れないようにしましょう。
アロマスプレー
体感温度を下げる精油を配合したアロマスプレーを部屋に吹きかけることで、暑い夏も涼しく感じることができます。
市販のものでもいいですし、無水エタノールと水があれば簡単に作れるので、手作りアロマスプレーもおすすめです。
以下の記事は化粧水の作り方ですが、フローラルウォーターを水にして、グリセリンを入れなければ同じ作り方です。ぜひ参考にしてみてください!
入浴剤
夏は冷えたものを食べる機会が増えたり、クーラーに当たることが多く、意外と体が冷えています。
そんな夏に一番お勧めしたいのが入浴剤に体感温度を下げるアロマを入れること!
植物油や塩に精油を1~5滴混ぜ、浴槽に溶かして入浴すれば、体の芯は温まるけど、肌の表面は涼しくて気持ちよくお風呂に入ることができます。
おわりに
今回は体感温度を下げるアロマや活用法を紹介しました!
これから暑い時期が続くので、お気に入りのアロマを活用して快適に過ごしましょう。