こんにちはhana(@hanalifeblog)です。
この度、2023年5月のシニアハーバルセラピスト試験に合格しました!
講義の時点でハーバルセラピストより明らかに難易度が高く、合格できるか不安でしたが、無事一発合格できて安堵しています。
今回は、シニアハーバルセラピストを取得した感想やメリットなどをお伝えしたいと思います!
この記事がおすすめの方
・シニアハーバルセラピストを取得するか迷っている方
・シニアハーバルセラピストをこれから取得する方
・シニアハーバルセラピストの取得を視野に入れている方
ハーバルセラピスト取得時の体験談はこちらの記事で紹介しています。
シニアハーバルセラピストとは
シニアハーバルセラピストは日本メディカルハーブ協会(JAMHA)という会員数1万人以上の国内最大のハーブ関連団体が主宰する資格で、初心者向けの資格「ハーバルセラピスト」の上位資格になります。
シニアハーバルセラピストでは、ストレスや生活習慣から生じる様々なケースに対する、植物療法を活用した実践方法を学ぶことができます。
ハーバルセラピストよりも体の仕組みや薬の話が多く出てくるため、植物療法をより深く理解したい方におすすめの資格です。
シニアハーバルセラピストの取得方法
シニアハーバルセラピストを取得するには
- ハーバルセラピストの取得・JAMHAへの入会
- 全18単位の認定講座の修了
- シニアハーバルセラピストの認定試験合格
の3点が必要となります。
シニアハーバルセラピストはハーバルセラピスト資格を取得している方でないと取得できません。
また、シニアハーバルセラピストも認定校または認定教室で所定の講座を受講する必要があります。
さらに講座では、ハーブに関して自分が興味のあることについて論文を作成し、最終日に発表します。
シニアハーバルセラピストのメリット
① 本格的な学びができる
シニアハーバルセラピストでは、病態生理学、栄養学、薬物療法などを交えてハーブの有用性や活用法を学ぶことができます。
表面的な知識ではなく、エビデンスに基づいた本格的な学びができることがシニアハーバルセラピストのメリットだと思いました。
シニアハーバルセラピストコース カリキュラム(全18単位)(2時間/1単位)
- 植物療法概論
- 治癒系と老化制御
- 安全性と薬物相互作用
- 調製と植物製剤学
- 消化器系の植物療法I
- 消化器系の植物療法II
- 循環器系の植物療法I
- 循環器系の植物療法II
- 呼吸器系の植物療法
- 代謝性疾患の植物療法
- 神経系の植物療法
- 内分泌系の植物療法
- 免疫系の植物療法
- 植物美容法
- 妊娠と出産、小児科領域の植物療法
- 生活習慣病と高齢者の植物療法
- ケーススタディ
- 論文発表、修了式
② 様々なケースに沿ったハーブ・アロマの活用方法を学べる
シニアハーバルセラピストはカリキュラムの通り、消化器系、循環器系等それぞれのケースごとに該当器官の働きや、症状の原因、ハーブ・アロマの活用方法を学ぶことができます。
いままでは何となくこのハーブはこれに効く…と覚えていたのが、理由も含めて理解できるので、他の人に教えたり、ハーブを勧めるときに正しい知識を伝えることが出来るようになったなと思いました。
もちろん、自分自身のケアにも活用できるので、一生ものの知識になると思います!
③ 仕事に繋げることができる
シニアハーバルセラピストを取得すると、ハーバルセラピストの講師を務めることができます。
特にハーバルセラピストやその上位資格は必ず認定講座を受ける必要があるため、資格を取得することで仕事に繋げることが可能です。
そのため、ハーブ関連の仕事を考えている方には大きなメリットだと思います。
シニアハーバルセラピストの難易度は?
出題範囲は18単位(2時間/1単位)で勉強した内容と、副教材の「メディカルハーブの事典」の中から指定の30種類のハーブの内容になります。
覚える内容が多いのもそうですが、身体の器官や薬の名称など聞き馴染みのない言葉が多く、難易度は高いと感じました。
ハーバルセラピストもそれなりの難易度があったと思いますが、シニアハーバルセラピストの方が断然難易度は高いです。
私は薬名やサプリメントの成分名と効果を覚えるのにとても苦労しました…
(とゆうか、全部覚えきれず試験に臨みました笑)
しかし、医学・薬学を学んでいる方なら一度勉強したことがある内容も多いのかなと思います。
私は医学や薬学に関連する勉強はしたことが無かったので、とても苦労しながら勉強しました。
合格率は?
合格率・合格基準は非公開ですが、基準は70~80%取れていれば合格と言われているようです。
私はCBT試験で受験したのですが、問題はパソコン上で表示されて回答するので、問題用紙を持ち帰って採点する、といったことができず、自分が何点で合格したのか分かりませんでした。
試験は40問だったので、32問正解(8問はミスしてもOK)で合格が目安かなと思います。
シニアハーバルセラピストを勉強してみて
シニアハーバルセラピストを勉強して、ハーブやアロマの効果をより深く知ることができて良かったなと思います。
今まで病態生理学や薬学などを学んだことが無かったのですが、民間資格ということもあり、誰でも分かるようにまとまっているので、本当に価値のある学びだなと思います。
とはいえ、試験に合格はしても、私としては本当の意味で自分の知識になった実感はまだなく、継続して勉強すしたいなと思っています。
そのくらい、突き詰めると深い学びだなと感じています。
やっぱり、植物療法の学びは生活を豊かにするし、一生ものだと思います!
シニアハーバルセラピストまで取得する人の多くは、ハーブを仕事にしようと考えている人が多いと思いますが、そうではない人もお金と時間かかりますが、是非学んでほしいなと思います。
おわりに
今回は、シニアハーバルセラピストを取得した感想や取得のメリット、試験の難易度などを解説しました。
シニアハーバルセラピストに興味がある方、これから受講する方にこの記事が参考になれば嬉しいです。
ぜひ一緒に頑張りましょう!!